情報的健康プロジェクトは、ウェブサイトの「メンバー」ページを拡充し、あらたに3名の方をアドバイザーとして掲載しました。情報的健康は、情報の摂取を「食」になぞらえて考える概念です。何をどれだけ摂るかによって心身の状態が変わるように、どのような情報にどう接するかは、私たちの判断や暮らしのかたちを左右します。この考え方を社会に根づかせていくには、法制度やテクノロジーの議論だけでなく、実際に情報を送り、受け取り、そして次の世代に伝える現場の視点が欠かせません。今回ご紹介する3名は、いずれもその現場を長く歩んでこられた方々です。
小島 慶子(こじま けいこ)さん
メディアパーソナリティ、エッセイスト。昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員。TBSアナウンサーを経て独立し、出演・講演・執筆を通じてメディア表現と多様性の問題に取り組んでこられました。
「90年代に放送局で働き始めたとき、放送は人に食べ物を届けることと同じだと感じました。情報は生きるのに不可欠ですが、扱い方次第では人の命に関わることにもなりかねません。自身がどのような情報を摂取しているのかに意識的になると、自他を守ることができます。情報的健康という概念が広く知られることを願っています。」
下村 健一(しもむら けんいち)さん
令和メディア研究所主宰、白鷗大学特任教授、インターネットメディア協会(JIMA)リテラシー部会担当。TBS報道アナウンサー、フリーキャスター、内閣審議官などを経て、小中高校の訪問授業や企業研修を通じてメディアリテラシー教育に取り組んでこられました。小学5年国語教科書(光村図書)に「想像力のスイッチを入れよう」を書き下ろし掲載中。
「『情報はよく噛んで』『好き嫌いせず摂ろう』と訪問授業で長年喩えて来た私にとって、本プロジェクトは百万の味方。メディアリテラシーは、“疑え”という暗い話ではなく、“健康でいよう”という明るい話ですよね!」
尾高 泉(おだか いずみ)さん
教育とメディアのコモンズ・ラボ代表、日本NIE学会常任理事、元日本新聞博物館館長。日本新聞協会でNIE(Newspaper in Education)や新聞の公共性の訴求に携わり、ニュースパーク(日本新聞博物館)館長などを歴任。現在は学校教育・社会教育の両面から、メディアリテラシーの育成とジャーナリズム教育の推進に取り組んでおられます。
「様々な知見をお持ちの方々による情報的健康プロジェクトに、教育とメディアをつなぐ活動からも参加させていただく機会があれば、幸いです。」
「メンバー」ページでは、今後も本プロジェクトに関わってくださっている方々を順次ご紹介してまいります。
▶ メンバーページはこちら https://www.informational-health.com/members
※ 掲載はご本人個人のお立場によるものであり、ご所属組織の見解を示すものではありません。